ヘルプデスク
Help Desk

ヘルプデスクとは?

ヘルプデスクイメージ

「セミナー」のページでは、セミナーをカフェテリアの「おすすめメニュー」に例えましたが、ヘルプデスクは自分でカフェテリアのメニューから食べたいものを選んで食事をするといったイメージになります。ヘルプデスクに訪れる学生は、それぞれに何らかの課題を抱えています。そして、ヘルプデスクでは、その具体的な課題に応じて相談したり質問をしたりしながらアドバイスを受けます。つまり、カフェテリアに来る前から何を食べたいのかが明確になっており、カフェテリアに来て自分が食べたかったものを探して食べるわけです。

「学びのカフェテリア」では、いろいろなヘルプデスクを用意します。ヘルプデスクは、学生が様々な課題に取り組んでいるときに、少しわからないところがあったり、もっと高度な手法を使ってより深い分析したいときに、教員や学外の専門家、大学院生などの先輩が相談にのり、アドバイスをしてくれるところです。例えば、地域で調査をするためには、アンケート調査や聞き取り調査などを行うためのしっかりとした知識が必要になります。また、調査で集めた資料やデータは、大学に持ち帰って分析を行わなければなりません。そして、その分析結果から問題解決の方法を考え、さらに成果をまとめて発信していく必要もあります。このような一連の問題解決のプロセスでは、様々な知識や技法が必要になります。政策科学部では、このような技法をしっかり身につけるためのカリキュラムを用意していますが、実際に地域に出てみると、教科書には載っていないことに数多く出くわします。そのような時に役立つのが、このヘルプデスクです。学生は、地域に出て調査や分析を行っていく中で、困ったことがあればヘルプデスクを利用することができます。そこでは、経験豊富な専門家や教員などが、それぞれの学生の課題に対して、個別に相談にのりアドバイスをしてくれます。

ヘルプデスクのメニュー

ここでは、ヘルプデスクのメニューを紹介していきます。ヘルプデスクは、学生からの要望やゼミナール科目で扱うテーマなどに応じて、柔軟に開設していきます。これまでに用意したヘルプデスクには次のようなものがあります。

アカデミックライティング入門ヘルプデスク

「アカデミックライティング入門ヘルプデスク」は、文章を書く力がしっかりと身につくように、主に1回生の大学での初めてのライティングを課外でサポートするためのヘルプデスクです。

政策科学部の学びは、知識をただインプットするだけではなく、自分の意見や考え、調査結果や問題解決への提案をまとめて、社会的にアウトプットすることが求められます。また、このアウトプットこそが大学の地域社会への貢献の一つのあり方であり、重要な役割でもあります。

研究成果のアウトプットの形は、レポートや論文、報告書、プレゼンテーションなど様々ですが、その基礎となるのはライティング、つまり文章を書くことです。特に、大学での学びでは、自分の考えやアイディア、提案を、しっかりとした文章でわかりやすくまとめて表現することが非常に重要です。そのため、政策科学部では早い段階に文章を書く力を身につけるために、1回生の学びの中心となる小集団ゼミナール科目「基礎演習」において、アカデミックライティングに取り組みます。そこで、主にこの基礎演習で初めて取り組む大学でのライティングをサポートするのが、「アカデミックライティング入門ヘルプデスク」です。

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Webコンテンツ作成ヘルプデスク

インターネットの普及によって、Webサイトを用いれば、誰でも簡単に、しかもほとんど費用をかけずに世界に向けて情報を発信できるようになりました。そして今日では、研究成果などを発信するために欠かせない重要な手段になっています。Webサイトを構築するためには、HTMLという言語を用いてWebページを作成したり、図や写真を加工したり、これらのコンテンツをサーバ上に置く方法など、いろいろな知識が必要になります。政策科学部では、1回生のほとんどが受講する「政策情報処理」という授業で、Webサイトの構築実習を行っていますが、短い授業時間の中で全てを扱うことはできません。そこで、「政策情報処理」の授業内容を基礎に、実際に調査や研究の成果を情報発信する学生たちをサポートするのが、この「Webコンテンツ作成ヘルプデスクです。

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GIS入門ヘルプデスク

GISとは、Geographic Information Systemを略したもので、デジタル化された地図を用いて様々な空間分析を行うことができます。そのまま日本語にすると、地理情報システムとなります。地域の情報を分析していくときの視点にはいろいろありますが、場所と場所の位置関係、距離、広さ、高さなどをはじめ、人口や植生の地域的な分布状態など、地域の空間的な広がりに注目するのも一つの方法です。例えば、公民館を建てる時には、誰もが利用しやすい場所を選ぶ必要があるでしょう。また、子供が多い地域と老人が多い地域とでは、公民館の大きさや機能は異なるかもしれません。この様な時に役立つのがGISです。GISを用いれば、地図データと人口データを統合的に分析することができ、「地図」という形でわかりやすく分析結果を示すことができます。これによって、どのような公民館をどこに建てれば良いのかをある程度明らかにすることができます。政策科学部では、「政策情報処理」という授業でこの強力な地域空間分析ツールであるGISを紹介しています。GIS入門ヘルプデスクは、この「政策情報処理」の授業課題と連動して、課外でGISの利用サポートを行うことで、GISの活用法をしっかりと身につけられるようにしています。また授業課題以外にも、上回生向けに、GISを用いた実際の分析方法などについての相談も受け付けています。

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統計分析入門ヘルプデスク

アンケート調査などのデータを分析するためには、統計の知識と技法が欠かせません。今日では、コンピュータが普及し、統計処理ソフトウェアも数多く開発されていますので、統計分析を誰でも簡単に行うことができるようになっています。しかし、コンピュータを使えば自動的に分析結果が出てくるという訳ではありません。政策科学部のカリキュラムには「統計学」という授業が用意されており、統計の基礎や理論を扱っています。また、「政策情報処理」という授業では、「統計学」で身につけた知識を踏まえて、実際にデータを分析する実習も行い、基本的な統計分析の知識や技法を身につけられるようになっています。しかし、実際には調査の目的やデータに応じて、分析の視点や切り口、適切な手法、分析結果の読み取り方などは様々ですので、教科書に載っていないことや、教科書通りにいかないことも数多くあります。そこで、この統計入門ヘルプデスクでは、統計分析の基礎から、実際に学生がフィールドで行ったアンケート調査の分析まで、幅広く統計分析の相談を受け付けるために開設しました。

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英語ライティングヘルプデスク (一般/上級)

各学年とも外国語による研究のタイトルと研究内容のアブストラクトの提出が求められますが、外国語で執筆することはたとえアブストラクトであっても多くの学生にとって「大きな壁」ととらえられがちです。

そこで、研究内容に応じた英文のタイトルやアブストラクト執筆を支援するために「英語ライティング・ヘルプデスク」を開室しています。英語ライティング・ヘルプデスクには、「一般ライティング・ヘルプデスク」と「上級ライティング・ヘルプデスク」があります。「一般ライティング・ヘルプデスク」では、基本的に、ライティング・チューター(英語運用能力の高い大学院学生)が一対一で各学年のゼミナール科目の年度末報告書などで求められる英文のタイトルとアブストラクト(1回生は概要)の執筆支援を行います。学生は、アブストラクトに最低限必要な情報の選別、アブストラクトの構成、タイトルの付け方、文法の確認、専門用語の調べ方などについて支援をうけることができます。

また、「上級ライティング・ヘルプデスク」では、ゼミナール科目などの年度末研究報告書で求められている課題に限定して支援を行うだけではなく、学生が持参する留学のための志望理由書や学位論文のアブストラクトなどに対して、講師やポストドクトラルフェロー(PD:博士号を取得した研究者)などが一対一で時間をかけて指導を行います。また、ワークショップも数回開催しており、英文アブストラクトに関するミニ・レクチャーの後、講師やPDが、参加学生がそれぞれ持参する英文の執筆を支援します。

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