研究入門フォーラムResearch ABC Forum

研究入門フォーラムとは

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政策科学部のカリキュラムでは、政策科学演習(小集団演習クラス)をコア科目として位置づけています。この「研究入門フォーラム」は、2年生にとって、1年生配当の「基礎演習」に続く二つ目のコア科目です。またこの科目は、政策科学部における4年間の学びの集大成である3年生以降の「専門演習」や卒業論文へとつながる科目です。

これらのコア科目を学びを支えるのは、政策科学部のカリキュラムに用意されている正課の様々な科目ですが、演習科目での学び、特にフィールド、現場での学びは教室で学ぶことができる知識に加えて、より実践的、実務的な技法や知識が必要になります。また、ただ研究成果をまとめるだけではなく、場合によっては研究成果をアウトプットすることで、社会の問題解決に貢献していくことも求められます。そのようなコア科目での学びをサポートするのが、この学びのカフェテリアプログラムです。

ここでは、このプログラムの主要なターゲットの一つとしている、2年生の「研究入門フォーラム」での学びについて紹介したいと思います。

研究入門フォーラムにおける学びの特徴

「研究入門フォーラム」は、小集団演習クラスの中でも、もっとも政策科学部らしい科目といえます。この科目の特徴は三つあります。ここでは、この科目の特徴を紹介します。

五つの研究領域

政策科学部で扱う実社会の課題は多岐にわたります。研究入門フォーラムでは各自の問題関心に応じて、「行政政策」「組織経営」「国際政策」「環境都市」「情報文化」の五つの研究領域に分かれて研究を進めていきます。ここでは、それぞれの研究領域でどのような課題が扱われるのかを簡単に説明します。

研究入門フォーラムの成果

研究入門フォーラムの成果について紹介します。

研究入門フォーラムの1年間

ここでは、研究入門フォーラムの1年間の学びのプロセスを紹介します。実際に活動しているいくつかのグループを取り上げて、学びの進め方を紹介していきましょう。

福井県若狭町プロジェクト

福井県若狭町プロジェクトは、学部が研究フィールドを提供する「特定プロジェクト」の一つです。福井県若狭町は、2005年に三方町と上中町合併して誕生した新しい自治体です。町内には大小五つの湖からなる三方五湖や、若狭でとれた鯖などの魚介類を京都に運んだ「鯖街道」の宿場、熊川宿が重要伝統的建造物群保存地区に指定されるなど、豊かな観光資源があります。他方で、地方の小規模自治体特有の課題も数多く抱えており、社会の問題について実践的に学ぶことができる格好のフィールドです。学生たちは1年間かけて、調査活動を行い地域の課題に取り組んでいきます。

宇治山城プロジェクト

宇治山城プロジェクトは、特定プロジェクトの国内フィールドの一つです。宇治市以南の京都府山城地域は、都市、郊外、農山村が混在する地域で、政策課題も多様です。この地域は宇治茶や京野菜(タケノコ等)の生産地でもあり、お茶などをつかった地域おこしが盛んです。また、世界遺産がある宇治市の他、山城は古くは奈良時代に恭仁宮が置かれた地域でもあり、豊富な歴史的観光資源を持つ地域でもあります。現在、京都府山城広域振興局内に行政とNPOの協働を促進する「京都府山城NPOパートナーシップセンター」が設置され、そこを拠点として本学部との連携事業も行われています。