The Sento - Japanese Public Bathhouses in Kyoto -
Decoding Kyoto プロジェクト "The 銭湯"

表紙

The Sento: Japanese Public Bathhouses in Kyotoは、立命館大学政策科学部2回生10名による"Decoding Kyoto Project 2008”の成果です。"Decoding Kyoto Project"は、学生の自主的活動、フィールドワーク、グループワークに基づいて研究を行う2回生ゼミナール(「研究入門フォーラム」)のプロジェクトの一つですが、これらに英語の実践的学習の要素を加え、外国人住民や観光客にとって京都をもっと暮らしやすく、楽しめる町にするために、重要な情報の英語翻訳を行っています。2007年度は木屋町界隈のガイドブックを発行し、ウェブサイトでも公開中です(http://decodingkyoto.policy-science.jp/kiyamachi_walker/)。このプロジェクトの二年目にあたる2008年度は、京都市に多く点在し、一つの文化となっている「銭湯」をテーマに、学生が独自の調査を重ね、The Sento: Japanese Public Bathhouses in Kyotoを完成させ、この冊子を公開する運びとなりました(Web版はこちら: http://decodingkyoto.policy-science.jp/sento/) 。

プロジェクトのメンバーは、外国人にとって知りたい情報を確認するために51名の外国人にインタビューを行い、ガイドブックに載せる項目を決定しました。次にその項目にそって京都府公衆浴場業生活衛生同業組合の加盟店舗を取材し、情報を英語訳しました。また銭湯は歴史も古い日本独特の文化であるため、歴史・文化および銭湯を利用するために必要な基礎知識を、外国人に理解してもらえるようにシンプルな英語で表現しました。これらの過程で、浴場組合理事長小中晃司様および組合のみなさまや、名前も知らぬ外国人の協力を得て、学生たちはいままで気づかなかった京都の文化の豊かさ、そしてそれを英語で外国人に伝えることの難しさを学びました。一年間のプロジェクトが終わって、それぞれが実践的な英語能力の伸長を実感しています。学生たちの努力が報われ、この研究は第4回政策系大学・大学院研究交流大会「京都から発信する都市政策」において「優秀賞」や2008年度政策科学部父母教育後援会学部表彰「教育賞」を受賞しました。さらに、立命館大学政策科学部非常勤講師・中島剛先生の貴重なご助言を得て、このような立派なガイドブックを刊行できることに、担当教員はじめプロジェクトメンバー一同が大きな達成感を味わっています。

冊子を見る(PDFファイル : 7.1MB)

2008年度 研究入門フォーラム Decoding Kyoto Project 2008
(2009/03/31)